いわき市 土壁のリフォーム

いわき市 土壁のリフォーム

土壁のリフォームにはどのような方法がある?

・土壁とは?
土に藁や砂を混合して水で練ったものを塗り固めた壁が土で、古くから日本で利用されてきた壁のひとつです。
正確な起源は分かっていないですが、江戸時代には城や蔵、一般住居まで幅広く使用されていて、現在でも古い町並みを残す地域ではよく見られます。
昔ながらに親しまれてきましたが、長い年月により劣化して剥がれてきたり、住宅の強度にも良くない影響を与えたりすこともあって使われる機会が失われてきているのです。
しかし、新しく塗り替えを実施したり、部屋に合わせた土壁に変えたりなど、土壁のリフォームも増えてきています。

・採用するメリット
多孔質素材の土壁は、水分を小さい穴に取り込んで除湿しますし、乾燥した時には含んだ水分を放出します。
このように、呼吸するように部屋の湿度を調整することにより、体感温度も調整されて快適に過ごすことができるのです。
無機質な土は非常に燃えにくい壁材で、万が一の火災でも延焼を防ぐことができますし、耐火性の確かさが認められています。
土壁は内部が繊維で多孔質なため、外部に伝わる音を大きく減少させる吸音性・遮音性にも優れているのです。
土壁の小さい穴が人体に有害なホルムアルデヒドなどを取り込んで吸着するため、シックハウス症候群や嫌な匂いを軽減する作用があります。
また素材自体が天然素材なので、有害物質の使用量を減少することにも貢献しているのです。
左官職人の高い技術によりこだわったデザインにすることも可能で、デザインに独自性を持たせられます。
このように、土壁を採用することにより得られるメリットは数多くあるのです。

・採用するデメリット
土壁の施工は、すべて職人の手作業で実施するため技術料が相当かかりますし、工程の関係で工期が長くなるためコストが増えます。
その為、工事費用が一般的なクロス壁の施工よりも、約3~5倍になってしまうことがあるのです。
壁が出来上がるまでに塗りと乾燥といった同じ工程を複数回繰り返すため、クロス壁の工期よりも長くなることを想定しなければなりません。
メンテナンスが不要といわれますが、経年変化により表面の仕上げ材が劣化して、表面がポロポロ落ちてくることがあるのです。
水分を吸収する性質があるため表面の汚れを水拭きすることができなくて、軽くサンドペーパーで研磨して汚れを削り落とす必要があります。

・土壁のリフォームを考えるポイント
時間の経過と共に土壁は劣化するので、劣化したら土壁のリフォームを考えなくてはなりません。
どのような状態になったらリフォームを考えるタイミングなのか、そのチェックポイントを知っておく必要があります。
経年劣化に伴い土壁が剥がれたり、亀裂が入ったところから落ちてきたりすることがあって、そのまま放置するとどんどん連鎖してしまうのです。
また、それにより土埃が発生してホコリっぽくなることもありますし、アレルギー症状の原因にもなることも考えられるので、剥離が発生したら早期に対応することが望ましいと言えます。
劣化することで水分を放出できなくなってカビが発生しやすくなりますし、蓄積された汚れがカビの養分になって増えてしまうのです。
汚れた壁は見た目が悪いですし、アレルギー症状などの原因にもなるので、カビの生えた部分はすべて取り除く必要があります。
劣化により調湿性が低下し乾燥してしまったことや、地震の揺れ・強い衝撃が原因でヒビ割れが発生しやすくなるのです。
そのまま放置していると土壁が崩れたり、住宅の耐震性に問題が発生したりするので、ヒビ割れが現れたらリフォームを考えなくてはなりません。

・土壁のリフォーム方法は?
経年劣化や剥離が発生した土壁は、どのようなリフォーム方法で対処したら良いのでしょう。
土壁のメリットをそのまま生かしたいと考えるのなら、元の壁と同じ素材や類似した素材を使用して塗り直しをするのがおすすすめです。
手軽で費用がかからない方法を希望するのなら、土壁の上から壁紙やクロスを貼り重ねる方法があります。
ただ、壁にヒビなどがないか、土が頻繁に落ちるような劣化がないかを確認した上で貼り重ねる必要があります。
土壁の上に壁紙を重ねるのではなくて、珪藻土や漆喰で上塗りするといった別の素材を使用して壁をつくるのも選択肢のひとつです。
しかしながら、別の素材で塗り替える時には、費用と合わせてメッリット・デメリットも十分に検討してから選択することをおすすめします。

・DIYで実施するリスク
土壁のリフォームを実施する際には、土壁の傷や経年劣化の状態を確認する必要があって、素人では状態の把握が難しいです。
スイッチやコンセントが壁にある場合、壁の処理と共に電気配線の対応が必要になりますが、資格が必要となる作業なのでDIYでは難しいと考えられます。
漆喰や珪藻土の塗り替えには、素材の知識と左官の技術が必要不可欠なので、DIYでは美観や耐久性のない壁になる可能性があるのです。
なので、土壁のリフォームは施工実績が豊富で、土の性質や塗り方に詳しい業者に依頼すべきといえます。

いわき市 土壁のリフォームなら「平山左官工業」


お見積り・お問い合わせはこちら

電話: 090-3646-4360
メールでのお見積りお問い合わせ

LINEでのお見積り・お問合せ


コメントを残す

*

PAGE TOP


経済産業局長賞を受賞、東北大学大学院 堀切川教授にもお墨付きいただきました。㈱エコハイテクコーポレーション篠﨑良司さん漆喰塗料→詳細
運営元COMPANY
LINEでお問い合わせLINE



いわき外構エクステリア
塗装・左官工事なら平山左官工業

〒970-0221
福島県いわき市平下高久清水55
代表者:平山長伯
090-3646-4360




MENU

CONTACT

TEL
HOME